
喉頭全摘手術とは
このホームページ作成費の一部に、
赤い羽根共同募金のお金をあてています。
喉頭全摘手術とは |
|
|
私たちは、喉頭の摘出手術(喉頭切除)を受ければ、癌に勝つチャンスがあることを主治医の先生から説明を受けました。 喉頭は頸部の前側にあります。口からの呼吸(空気)を気道に、食べ物は食道に振り分ける機能と発声に必要な声帯があります。 この大切な喉頭が無くなる事は非常に辛い事ではありますが癌との戦いで、前向きに取り組まれる姿勢が望まれます。【図 喉頭の位置】 横V字型部分が声帯 ここでは、喉頭の全てを摘出する場合の説明をします。 喉頭は軟骨で囲まれた箱のような器官で、外部から見ると下顎の下方に当たり「のど仏」の位置です。 喉頭の機能として、次の4つがあります。 1.呼吸をするための通路として働く。 2.その通路に異物が入らないように保護し、また誤って入ったものを咳で吐き出すように働く。 3.声を出すときに声帯を閉じて振動を起こすように働く。 4.力を入れるときに息をこらえるように働く。 喉頭摘出手術を受けると、「呼吸の通路と飲食の通路が分離され」および「発声機構の喪失」者となります。 咽頭と食道を直接つなぎ、気管の上端を頸部に縫いつけて気管孔を作ります。 食べ物は、口・咽頭から直接食道に繋がります。 空気は気管孔から肺に直接繋がります。 喉頭の摘出後は、食道発声等の訓練に是非取り組みましょう。新たな声で社会復帰をご一緒に目指しましょう。 |
(公益社団法人 銀鈴会ホームページより出典)